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vol.5 ゴルフ上達塾ウェブレッスン

2023/05/12

こんにちは。ゴルフ上達塾ウェブレッスンを担当している礎 康之です。
コロナも明け、ゴルフシーズンに突入しました♪
日頃の練習の成果をコースで試してみたいですね!

さて、Vol.3で、

Q1:なぜ右を向いて構えてしまうの?
Q2:どうすれば真っ直ぐに立てるようになるの?

を、後日に解説するとお約束していました。

練習場ではナイスショットが出せる。
でもコースではミスショットばかり・・・。
練習場のマットでは真っ直ぐに構えられる。
どうして右を向いて構えてしまうのだろう。

この問題が解決できれば、あなたはベストスコア更新間違い無しです!
では、さっそく↓↓↓



≪Q1:なぜ右を向いて構えてしまうの?≫

球と目標を結んだイメージの線を「ターゲットライン」と言います。
理想的なナイスショットは、球がターゲットライン上に飛んでいくことです。

ゴルファーは、当然のことながら、目標(ターゲット)に球を飛ばしたいはずです。
だから、“目標に対して”構えてしまいやすいのです。
目標に対して構えると、どうなってしまうのでしょうか。

①目線がターゲットを向くことで、ターゲットラインと目線とがクロスしてしまいます。



②目線のすぐ下にある肩のライン(向き)は、目線につられて右を向きやすくなります。



③目線、肩の向きにつられて、腰やスタンスも右を向いてしまう。



という流れになってしまいます。

どうでしょうか?
あなたも無意識でこんな悪いパターンに陥っていませんか?
こうなると、練習場でのフォームと違ってしまい、努力が報われなくなってしまいます。

恐ろしいのは、このパターンに気づかなければ、
一生、右を向いた構えでゴルフをすることになってしまうことでしょう。



≪Q2:どうすれば真っ直ぐに立てるの?≫

まずは、改善策の【初歩編】をお教えしましょう。
【発展編】は後述します。

クラブを1本用意してください。
ターゲットラインとスタンスの真ん中にクラブを平行に置きます。



これで、

・客観的に正しく、
・視覚的に確認できる

方向取りができます。
つまり、練習場のマットと同じ状況です。
まずは、クラブを置いたまま打ってみてください。

この方法で、「目標に真っ直ぐに立つ」という感覚に慣れていきましょう。

次に、クラブを外して打ってみましょう。



速やかに打つことがポイントです。
時間がたつと、モジモジしてだんだん右に向き直したくなります。

ただし、この方法はルールでは禁止されています。
競技会やコンペではできません。

プライベートラウンドで、正しい感覚をつかんでいきましょう。
実践する場合は、スロープレーにならないように気をつけてください。



≪正しく構えている感覚とは≫

正しく目標に構えられている目安があります。
「狙う距離の1割くらい左」に向いている感覚です。

150ヤード先の目標を狙うとします。
15ヤードくらい「左を向いている感覚」を目指しましょう。

「150ヤード先の目標の、左15ヤードくらい」という目測に自信が無い人が多いでしょう。
こんな場合は、

①アイアン系で15度くらい

※左斜めの線が、15度くらい左を向いている感覚を表しています。




②ウッド系で30度くらい

※左斜めの線が、30度くらい左を向いている感覚を表しています。


実際はターゲットラインに対して平行に構えています。

狙う距離の1割くらい左を向いている感覚なら、大きく狂うことはないでしょう。

≪まとめ≫
ゴルフの方向取りの見え方は、電車の線路の遠方の見え方と逆です。
遠くを狙う程、ターゲットラインと身体の向きとの間隔が広がっていくように見えます。

正しく目標に向いて立つと、最初は違和感でスイングができないかもしれません。
プレー中は、同伴者に確認してもらいながら正しい構えの違和感に慣れていきましょう。

正しい方向取りをマスターすれば、
あなたはコースで、

・ドライバーのOB数は激減し、
・グリーンにナイスオンする回数が増え、
・ミート率が上がり飛距離が伸びる。

すると、ゴルフ仲間に、
「何があったの?」
「どうして、そんなにうまくなったの?」
と言われることでしょう。


Vol.6では、方向取り【発展編】です。
より、実践的な解説になります。
ご期待ください。


【ラウンドレッスンのご案内】

■6月11日(日)
アプローチ・バンカーレッスン+9ホールレッスン

・アプローチの距離感の出し方
・バンカー脱出の構えと打ち方
・パッティングの距離感と入れ方

のレッスンです。

■6月22日(木)
18ホールラウンドレッスン
正しい方向取りとパットの距離感アップ

のレッスンです。


ゴルフ上達塾が目指すのは、
始めた人が夢中になれ、
迷った人が救われ、
極めたい人がたどりつくレッスン。 

         了